うつ病で体重が増加?肥満との密接な関係とは

以前と比べて現代人はストレスの多い生活を送っている人が多く「うつ病」を発症する人が増えていると言われています。

 

実際にうつ病患者を見ると痩せた人よりも太った人の方が1.4倍多いというデータがあり、関係がないように見えて「肥満」と「うつ」は深い関係があります。

 

普段からストレスを溜めないための対策をすることが、肥満ならないためには重要になってきます。

 

肥満とうつ病はどう関係があるの?

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「ストレスを受けると食欲に向いてしまう」

 

「ストレスで甘い物が食べたくなる」

 

という人は多いのではないでしょうか。

 

またうつ病になると何をするにも億劫になり、運動不足になって太ってしまうのです。

 

言うまでもなくそのまま運動不足などが原因で体重増加を放置しておけば「肥満」を招いてしまいます。

 

ちなみにストレスで食欲が増える理由については「ホルモン」が大きく関係しています。

 

ストレスのない状態であれば食後に「セロトニン」という食事による興奮状態を落ち着かせるホルモンが分泌されるため食欲も落ち着きます。

 

しかし、ストレスを受けることでセロトニンの分泌量が減り、食欲が収まらなくなってしまうのです。

 

更に、病院でうつ病の治療を受けた時に処方される薬にも少なからず食欲を増加させる副作用があるものもあります。

 

一方で「大きなストレスを受けて食欲がなくなって痩せてきた」という人もいます。

 

ストレスを感じることで胃腸の機能が低下すること、更に血糖値を上げるホルモンが分泌されるため、いつまでも食欲がわかないことから食べることができずに痩せてしまいます。

 

そうとはいってもストレス自体はカラダによくないことなので、ストレス痩せが良いということはありません。

 

うつ病→肥満?肥満→うつ病?どれ?

 

上の項で説明したことはうつ病から肥満を発症しやすいと言う例ですが、逆に「肥満の人もうつ病になりやすい」と言われています。

 

まだ「仮説」の段階のようですが、イギリスで行われたある研究で「30歳未満の女性で食べ過ぎや飲み過ぎを頻繁に繰り返す女性は後々うつ病を発症する可能性が高い」という研究結果が出ているのです。

 

どちらかと言えばうつ病から肥満というパターンの方がはっきりとしていますが、いずれにしても肥満とうつ病は密接に関係するため、肥満から最悪の場合に死亡する可能性のある生活習慣病を発症しないためにも早めに対策が必要になるのです。

 

ストレスを取り除くための方法

 

「ストレスが食欲に向いてしまう」

 

「ストレスで食欲が出ない」

 

という両方の人もまずはストレスの原因を取り除くための対策が必要です。

 

朝起きた時に朝日をしっかりと浴びることで上でも説明した「セロトニン」が多く分泌され、不安な気持ちや憂鬱な気持ちが解消しやすくなります。

 

言うまでもなく朝日をしっかりと浴びるためには「昼夜逆転の生活」や「夜更かし」をせずに睡眠をしっかりとることも重要になってきます。

 

更に仕事や家事、育児などで自分のための時間を作ることが難しいという人がいるかもしれませんが、毎日ほんの少しの時間でも自分のための時間を作ってストレスを解消していきたいです。

 

うつ病になると体を動かすことも辛くなる人がいるようですが、可能な範囲で運動することでストレス解消と肥満の改善にもつながっておすすめです。

 

うつ病の人はそこまで強く「運動するぞ」と意識する必要はあまりなく、例えば

 

「コンビニへ行く時に車を使わずに歩いていく」

 

「エレベーターを使わずに階段を使う」

 

などのちょっとした工夫だけでまずは十分です。

 

まとめ

 

「うつ病や肥満がいつまでも治らない」

 

「周囲にどう見られているのか?」

 

というストレスが更に食欲を上げてしまう可能性があり、負のスパイラルは早く断ち切る必要があります。

 

うつ病から肥満を克服するためには自分一人で解決することは難しく、周囲(家族や医師、行政など)の協力を上手に得ていくことが改善までの最も近道だといえます。