肥満が不妊の原因!?過度のダイエットも注意が必要な理由

近年、不妊に悩まされる人が増えていますが、不妊の原因の12%が「肥満」と言われています。

 

太り過ぎ(肥満)や痩せすぎを放置しておけば将来妊娠できる可能性がかなり低くなるだけでなく、女性の場合は妊娠できてもかなりリスクが高くなります。

 

これは女性だけでなく肥満の男性にも言えることで、将来赤ちゃんが欲しいと考えている人は体重管理に気をつけなければなりません。

 

肥満と不妊の関係とは

pregnant-214522_640

運動不足や食生活の乱れが原因で内臓脂肪が多く蓄積されると、脂肪細胞から「アディポネクチン」というホルモンの分泌量が減少します。

 

アディポネクチンは糖尿病や動脈硬化を防ぐ役割がありますが、女性にとってはアディポネクチンの分泌量が減少すると卵巣の壁が厚くなって卵子ができなかったり、排卵がうまくできないために生理不順に陥り、妊娠しにくくなるのです。

 

特にストレスなどで一度に極端に太った場合には「排卵」ができなくなることもあります。

 

身長と体重から計算できる「BMI」が25以上の「肥満」の人の妊娠率が大幅に低下します。また痩せすぎても生理不順が起こりやすく、妊娠しにくくなります。

 

関連記事⇨そもそも肥満ってなに?BMIとは?

 

一方で不妊に限らずどんな病気でもかかりにくいBMIは22と言われていて、せめて肥満になる事態だけは避けるようにしたいです。

 

肥満の状態で妊娠するリスク

 

最近では不妊治療の技術も高くなってきて、30歳過ぎて初産という人も珍しくなくなってきました。肥満の状態で不妊治療を経て、もしくは自然に妊娠できたとしても高いリスクが伴います。

 

外国のある国では「妊婦さんの1/3が肥満」で、BMIが25以上の肥満の人は25未満の人よりも2倍流産のリスクがあること、更に標準体重の人と比べると太り気味の人で25%、極度の肥満で60%、未熟児の赤ちゃんが産まれるという危険性が高くなると言われています。

 

更に産道に脂肪がついて狭くなると難産でお産が長引く可能性や、これにより帝王切開になっても脂肪が原因で傷の治りが悪くなること、産後に体重や体型が戻りにくくなることなど様々なリスクがあります。

 

また「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」は妊娠という体への負担が原因で高血圧の症状が出る病気、「妊娠糖尿病」は妊娠中に糖尿病になる病気で、これらに罹患するリスクが高まり、いずれもお腹の赤ちゃんには大きな負担がかかります。

 

言うまでもなく、妊娠して太ってしまった人もこのようなリスクはありえます。

 

もちろん肥満でも無事に出産をした女性は沢山いますが、このようなリスクがある以上はできれば回避するべきで、せめて肥満の状態だけは脱しておきたいです。

 

赤ちゃんがほしいなら無理せずダイエットを

 

妊娠中にはお腹の赤ちゃんにも栄養を上げる必要があるためダイエットはできません。

 

不妊治療をする際にもまず、肥満の場合は

 

「ダイエットをしましょう」

 

と病院ですすめられることもあるようです。

 

ダイエットをする際には絶対に

 

  • 食事を抜く
  • 同じものばかりを食べる
  • 過度の運動

 

という方法は栄養不足になるためやめましょう。

 

できるだけ毎日行うウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動と、軽い筋トレ、野菜を中心にした1日3食の食事を摂ることで健康的にやせていきたいです。

 

お金はかかりますが必要であれば妊娠できるまでの期間、スポーツジムなどに通ってプロの指導を受けてもよいでしょう。日々の食事のアドバイスなどもしてくれるはずです。

 

まとめ

 

赤ちゃんが欲しい人にとってはゆっくりとダイエットをする暇はありません。

 

しかし体重が5%減るだけでも妊娠率はぐっと上がると言われています。

 

これまでダイエットをしてこなかった人にとっては大変なことですが、赤ちゃんのためにも諦めずに頑張ってみてはいかがでしょうか?